沈下抑制補助システム
土木工事(道路、鉄道、水路等)の構造物を構築する際には、トンネル、シールド、立坑、函渠など地山を掘削する工事が発生します。
掘削に際しては、地山の地質、地山の土被り、荷重の関数的特長等が変化するのでトンネルは複雑な荷重を受けます。この荷重を支える為に支保工が用いられます。
支保工は、荷重が掛かる前に設置されますが地山との間に空隙が生ずる為、この間隙を埋めなければ地山が沈下することとなります。
この沈下を早期抑制しトンネルを安定させる為には、荷重を滑らかに且つ速やかに支保工及び地山へ伝達させる支保部材が必要となります。
この目的の為に開発された画期的な沈下抑制方法が「プレロードシェル工法」で、地山と支保工の間に袋体(ジャケット)をセットし、袋に無収縮モルタルを充填することで、支保工と地山が一体化され、確実な支保能力を発揮します。
ブレロードモルタルT-1
タイプ | 流動性 J14ロー卜(秒) | 水/材料比 (%) | 単位重量(kg/m3) | |
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プレロードモルタル | 水 | |||
高強度タイプ | 2.5 ~ 5.0 | 17.4 | 1,850 | 321 |
ブレロードモルタルT-1
セッター量 (材量×%) | 20℃でのゲル化時間 (min) | ブリーディング (%) | 圧縮強度(N/mm2) | ||||
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3時間 | 1日 | 3日 | 7日 | 28日 | |||
0.0~0.2 | 40~80 | 0 | 7.7 (15.4) | 16.7 (25.9) | 25.3 (39.1) | 37.4 (47.1) | 52.9 (64.6) |
プレロードモルタルType-1
普通セメントモルタル
※データ等記載内容は、代表的な実験値や調査にもとつくもので、その記載内についていかなる保証をなすものではありません。
標準口径(mm) | φ150 | φ200 | φ250 |
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上記以外の口径については、お問合せください。
耐圧性:0.3MPa/長さ:500㎜以上、必要な長さに応じて製作します。
注入口形状:現場状況に応じて、取付位置、形状を選定してください。
注入回標準タイプ
注入回標準タイプ(上向き)
逆止弁付注入口
ホース注入口
トンネル堀削作業。
加圧脱水性・無収縮性に優れ注入直後から効果を発揮。
アンブレラアーチ
脚部のジャケットに充填し、プレロードを導入して沈下を抑制する
パイプルーフ周辺の間隙を充填し、プレロードを導入
ここまで
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注入状況
注入完了
ここまで
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注入完了(天端部)
注入完了(側部)
ここまで
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